Clash 全プラットフォーム対応クライアントのダウンロードと設定マニュアル

Windows / macOS / Android / iOS / Linux の5プラットフォームに対応し、クライアントのダウンロードサブスクリプションのインポートからルール分岐まで、日本語で網羅したガイドを提供します。

  • 全プラットフォーム対応
  • オープンソース
  • 日本語ドキュメント
features

主要機能インデックス

Clash は1つの YAML 設定ファイルで動作し、ルール・サブスクリプション・プロキシグループ・TUN・DNS の5つのモジュールで日常利用のすべての場面をカバーします。左側の項目を選択すると、右側のパネルに該当する説明とそのまま使える設定例が表示されます。

ルール分岐

Clash は rules リストを上から順に照合し、各接続を処理します。ドメインサフィックスや GEOIP などの条件に一致すると指定した出口に振り分け、どれにも一致しなければ末尾の MATCH ルールで受け止めます。これが解決するのは「どの通信をプロキシに通すか」を手動で切り替える手間です。国内サイトは直接接続、海外サイトはプロキシ経由、広告ドメインは拒否——すべてルールが自動で処理します。ルールは設定ファイルに記述し、編集後にリロードするだけで反映されるため、クライアントの再インストールは不要です。従来のグローバルプロキシと比べ、振り分けの粒度を単一ドメインや IP 帯まで細かく制御できる点が、Clash と単純なプロキシツールの決定的な違いです。

rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,github.com,PROXY
  - DOMAIN-KEYWORD,speedtest,DIRECT
  - GEOIP,CN,DIRECT
  - MATCH,PROXY
downloads

プラットフォーム別クライアント一覧

5つのプラットフォームすべてで、現在もメンテナンスが続くクライアントが利用できます。お使いのシステムを選んでダウンロードページの該当セクションへ進んでください。各プラットフォームの推奨順位とシステム要件もそこに記載しています。同じサブスクリプションが全プラットフォームで共通に使えるため、複数デバイスの併用でも設定を個別に管理する必要はありません。

Windows

Windows 10 / 11

メインのデスクトップ機に最適。多機能で更新が続く Clash Verge Rev を推奨。

ダウンロードへ

macOS

macOS 11+

Intel / Apple Silicon 両対応のネイティブ版あり。軽量派には ClashX Meta。

ダウンロードへ

Android

Android 8.0+

APK を直接インストール可能。VpnService ベースで root 不要。

ダウンロードへ

iOS

App Store で配信中

Stash などの互換アプリはデスクトップ版と同じ設定構文を使用。

ダウンロードへ

Linux

deb / rpm / AppImage

デスクトップは GUI 版、サーバーは mihomo コア + systemd 常駐が定番。

ダウンロードへ

すべてのクライアントを見る →

quickstart

3ステップで初回設定完了

何もない状態からプロキシが機能するまで、主な流れはわずか3ステップです。各ステップの詳しい操作方法とスクリーンショットの位置は利用ガイドに記載しています。

  1. クライアントをダウンロードしてインストール

    ダウンロードページでお使いのプラットフォームに合った推奨クライアントを選び、インストーラーを実行して案内に従って完了させます。Windows では初回起動時に SmartScreen などのセキュリティ警告が表示されることがありますが、署名のないオープンソースソフトではよくある現象で、対処法はガイドのインストール章に記載しています。macOS で「開発元を確認できない」と表示された場合は、システム設定のプライバシーとセキュリティで一度許可すれば以後は起動できます。

  2. サブスクリプションリンクをインポート

    サービス提供者から発行されたサブスクリプションリンクをコピーし、クライアントの設定またはサブスクリプションページに貼り付けてインポートします。インポートが成功すると、ノードリストとルールが自動的にローカル設定に書き込まれ、以後は設定した周期で自動更新されます。サブスクリプションリンクはアカウントの認証情報に相当するため、スクリーンショットや転送で他人に渡さないでください。インポート後にノードが空の場合は、まずリンクが完全にコピーされているか確認しましょう。

  3. システムプロキシを有効にして確認

    クライアントでシステムプロキシのスイッチを ON にし、遅延が正常なノードを選択したうえで、ルールでプロキシ対象になっているサイトにアクセスして接続を確認します。事前にクライアント内で遅延テストを実行し、タイムアウトするノードを除外してから確認するとスムーズです。確認方法と遅延テストの詳細はガイドの検証章に、失敗した場合の切り分け手順はトラブルシューティングページに記載しています。

完全なチュートリアルを見る →

open source

オープンソースで公開、自分でコードを確認・ビルド可能

Clash エコシステムのコアも主要なクライアントもオープンソースライセンスで公開されており、コードは公開リポジトリで管理されています。誰でも実装を確認したり、Issue を投稿したり、ソースからビルドしたりできます。

エコシステムの現状

  • オリジナルの Clash コアは 2018 年にオープンソース化され、YAML 設定・ルール分岐・プロキシグループという基本形を確立しました。2023 年に元リポジトリがアーカイブされた後は、コミュニティ派生の mihomo(Clash Meta コア)が引き継ぎ、GPL-3.0 ライセンスで継続的にリリースされています
  • GUI クライアントとコアは二層構造です。Clash Verge Rev、FlClash、ClashX Meta などの GUI はいずれも同じ mihomo コアを内包しているため、設定ファイルはクライアント間で共通に使え、乗り換えても設定を書き直す必要はありません
  • これらのクライアントも公開リポジトリでコミュニティが維持しており、更新は GitHub Releases 経由で配布されます。バージョン番号・変更履歴・チェックサムはすべて公開されており、クライアント内からコアのホットアップデートも可能です
  • 設定ファイルはプレーンテキストの YAML で、各フィールドの意味は公開ドキュメントに記載されておりオフラインでも参照できます。本サイトのドキュメントは公開情報と実際の設定検証に基づいて作成しており、インストーラーを改変することはありません

ソースコードからコアを取得

コードを確認したい場合や、サーバー上でコアを自分でビルドしたい場合は、リポジトリを直接クローンしてください:

git clone https://github.com/MetaCubeX/mihomo.git

一般的なデスクトップ・モバイル利用者はこの手順は不要で、ダウンロードページの GUI クライアントを使えば十分です。main ブランチは開発ブランチで、リリース版はタグ付きの Release が基準です。ビルドには Go ツールチェーンが必要で、成果物は単一の静的バイナリ。PATH に置いて config.yaml と組み合わせれば、サーバー上で常駐サービスとして動かせます。

faq

よくある質問ピックアップ

新規ユーザーからよく寄せられる質問に一言で方向性を示します。詳しい手順はリンク先のドキュメントページをご覧ください。

Clash for Windows は開発終了後も使えますか?

オリジナル版は 2023 年に更新を停止しました。現在も更新が続く Clash Verge Rev への移行を推奨します。設定ファイルはそのまま流用でき、比較はクライアント選びガイドにあります。

サブスクリプションをインポートしてもノードが出ない・更新に失敗する?

多くはリンクのコピー漏れか、サブスクリプション先自体がプロキシ経由でないと届かないケースです。トラブルシューティングのサブスクリプション章を順に確認すれば特定できます。

プロキシを有効にしたのにページが開かない?

まずノードの遅延が正常か確認し、次にルールが一致しているかを調べます。確認の順序とテストコマンドは利用ガイドの検証章にあります。

起動時に「ポートが使用中」というエラーが出る?

7890 などのポートを他のプログラムが占有しています。コマンドで競合プロセスを特定するか、mixed-port を変更してください。手順はこちらの記事で解説しています。

blog

最近更新した記事

インストール、選定、トラブルシューティングを扱う長文記事で、コピーして使えるコマンドと設定例を掲載しています。

Clash で「ポートが使用中」と表示されたら:コマンドで競合プロセスを特定し mixed-port を変更する方法

起動時に bind: address already in use というエラーが出る場合、7890 などのポートが他のプログラムに使われていることがほとんどです。本記事では Windows/macOS/Linux 各プラットフォームでの特定コマンドと、設定ファイルで別のポートに変更する正しい書き方を紹介します。

続きを読む →

Windows に Clash をインストールする完全な流れ:インストーラーのダウンロードからシステムプロキシ有効化まで

Windows 10/11 を例に、ダウンロード、インストール、サブスクリプションのインポート、システムプロキシの有効化、接続確認までの全工程を解説し、SmartScreen によるブロックや自動起動が効かないなど、インストール段階でよくある問題もまとめて紹介します。

続きを読む →

すべての記事を見る →

Clash クライアントをダウンロード